街と仲間に必要とされる飲食企業をつくる!
広島の街で、多種多様な飲食店を展開するストロングマウンテン株式会社。代表の大山さんがこの道を歩み始めたきっかけは、学生時代のアルバイトで経験した、ある「心の震え」でした。
24歳での挑戦。未経験から始まったお好み焼き屋
「自分が作った料理を美味しいと言ってもらえたとき、震えるほど嬉しかった」。 その体験を一生の仕事にしようと決めた大山さんの独立は、24歳という若さでした。
実はその背景には、個人事業主として商売を営んでいたご両親の背中がありました。「一生雇われていくよりも、どこかで勝負したい、自分で商売をしたい」という想いが幼い頃から自然と芽生えていたのです。
大学卒業後に和食店で店長を務め、2年後には自らの城を構えます。
最初に選んだのは、意外にも修行経験のない「お好み焼き屋」でした。資金が限られる中で、たまたま出会った物件を活かすための決断でしたが、ゼロからのスタートは苦労の連続。しかし、そんな彼を支えたのは共に汗を流す仲間の存在でした。周囲に助けられながら、最初の一歩は着実に軌道へと乗っていきました。
「11年で6業態11店舗」に込められた、街への誠実な想い
創業11年となる2025年に、11店舗目がオープンするストロングマウンテン。大きな特徴は、11店舗の中に6業態で、異なる業態が多いということ。通常、効率を考えれば同じ看板を増やすのが定石ですが、大山さんはあえて別の道を選びました。
「広島のこの町に合ったお店、求められているお店は何か。」
これを大切にした方が、飲食を通じて世の中に貢献できるのではないか。この問いに誠実に向き合い続けた結果、焼肉・お好み焼き・居酒屋と、街に必要なピースを埋めるようにブランドが増えていきました。この多様さは、働くスタッフにとっても大きな魅力となっています。一つの会社にいながら自分がやってみたい業態を複数経験できる環境は、将来独立を目指す仲間にとって、何よりの学びの場となっているのです。
アルバイトから社員へ。絆が生む「いい循環」
同社の強さは、スタッフ間の深い信頼関係にあります。驚くべきことに、現在25名いる社員の約9割が、元アルバイト。学生時代やフリーターとして現場を支えてくれた仲間たちが、そのまま社員へとステップアップしています。
大山さん自身が店舗に立ち、共に汗を流して頑張る姿を間近で見てきたからこそ、働く側も「この人と一緒にやりたい」と自然に思える。そんな、他社には簡単に真似できない良い循環が生まれたからこその信頼関係が、今の成長を支える土台となっています。
今お店で中心となっている副店長、店長やマネージャーとして活躍するメンバーの多くが、アルバイトからスタートして社員となり、大山さんと現場で苦楽を共にしてきたからこその信頼関係で結ばれています。
選べるキャリアと、独立への「のれ分け制度」
大山さんは、一人ひとりの将来の希望に合わせたキャリアパスを用意しています。 店長を経験した後は、マネージャーやエリアマネージャーとして組織を支える道もあれば、自分の店を持つ「独立」の道を選ぶこともできます。
特にユニークなのが、独立の形も選べること。ゼロから自分で立ち上げるのはもちろん、同社には「のれ分け制度」があり、これまで自分が店長として守ってきた愛着のある店舗を買い取って独立することも可能です。こうしたバックアップ体制があるからこそ、スタッフは安心して目の前の仕事に打ち込み、大きな夢を描くことができるのです。
働く人の成長を止めない。未来への約束
大山さんは、具体的な数字よりも「無限の成長」を大切にしています。 「成長を諦めた時点で、仲間たちの次のポストは作れなくなる」。
スタッフの給料を上げ、休日を増やし、より良い職場環境を整えるためには、会社が止まってはいけない。1年1店舗のペースを守り続けてきた同社ですが、今後はさらにスピードを上げ、より多くの活躍の場を作っていく使命感に燃えています。
年間110日以上の休日確保や女性店長の活躍など、飲食業界のイメージを変えるホワイトな環境づくりにも余念がありません。
最後に
「自分が行きたいと思えるお店を、仲間と一緒に作り続けていきたい」。 そんな飾らない想いを原動力に、 大山さんはこれからもお店づくりを続けていきます。現状に満足せず、自分を成長させたい、活気ある環境で挑戦したい。そんな前向きな希望を持つ仲間と共に、広島からさらなる高みを目指しています。



